【ゲーム雑学】大天使メタトロンについて

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はじめに

女神転生シリーズをはじめ、多くのゲーム作品に登場する「メタトロン」。
その名を聞いたことはあっても、神話上のメタトロンとゲーム内のメタトロンがどう違うのか、深く理解している人は意外と少ないかもしれません。
本記事では、神話のメタトロンゲームシリーズにおけるメタトロンを比較しながら、
「なぜメタトロンは機械天使のような姿なのか?」、「どうして“神の代理人”と呼ばれるのか?」といった疑問を、雑学として分かりやすく解説します。

神話におけるメタトロンとは

■ 神話におけるメタトロンとは

メタトロンはユダヤ教神秘主義(カバラ)において、最上位の天使として語られる存在です。
その役割は「神の代理人(Voice of God)」、そして「天界の書記官」、「契約の天使」などその呼び名は20種以上あるとされています。
さらに特筆すべきは、メタトロンの元はエノクと呼ばれた人間の預言者だったという点。
旧約聖書では、エノクは死を経験せずに天へ昇り、天使へと変化したとされ、この「人間 → 天使」という出自は、後述するゲーム側の解釈にも大きな影響を与えています。
また、メタトロンの象徴として知られるメタトロン立方体は、神聖幾何学における重要な図形で、宇宙の秩序や創造の構造を示すものとされ、“全てを見通す存在”というイメージを強めています。

各作品におけるメタトロン

女神転生シリーズでは、メタトロンはLow(ロウ)勢力の象徴として登場します。
そのデザインは神話の抽象的なイメージとは異なり、機械的・無機質・プログラム的な姿が特徴です。
これは、神話の「神の代理人」という役割を、ゲーム側が「神の意志を実行するシステム」として再解釈した結果とも言えます。
代表的な登場例は以下の通りです、

  • 真・女神転生シリーズ:ロウの最強格として登場。冷徹な機械天使の完成形。天使軍の切り札として描かれる事もある。
  • ペルソナシリーズ:究極の正義・光の象徴として登場。主人公のペルソナ化され召喚される。
  • デビルサマナーシリーズ:ほぼ“プログラム”のような存在として扱われる。
  • モンスターストライク:天使シリーズの一体として登場、神話の「書記官」「神の代理人」設定を踏襲。
  • Fate/Grand Order:期間限定サーヴァントとして「メタトロン・ジャンヌ」が実装。また、敵エネミーとして「裁判長メタトロン」も登場し、神話の“神の代理人”設定を踏襲したキャラクターとして描かれる。

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次回予告

今回はメタトロンについて解説しましたが、いかがでしたでしょうか。

本文では語りませんでしたが、メタトロンにはサンダルフォンという“兄弟”とされる天使が存在します。
サンダルフォンもまた、元は人間(預言者エリア)であり、昇天して天使となった存在です。
「人間 → 天使」という共通点を持つこの二柱は、神話でもATLAS作品でも対になる存在として扱われることが多く、
次回の記事では、このサンダルフォンについても詳しく解説していきます。

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