【新生活】2023年版 賃貸&新築 新居でやるべきこと12選

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はじめに

新生活の季節が近づいてきましたが、みなさん引っ越しの準備は進んでいますでしょうか。

今回は、そんな新生活を心地よく迎え、日々の生活を楽にするアイディアをまとめてみましたので、ぜひ参考にしてみてください!

それでは早速見ていきましょう。

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1Kでも工夫次第でスッキリさせられます!

お部屋でできる対策

1.入居時すぐに写真を撮る

賃貸となると、傷をつけたつけてないで揉めることだけは避けたいですよね!もはや当たり前かもしれませんが、今一度触れておきます。

入居時に元からある傷に対して退去費を請求されないために写真を撮っておきます。予め撮ることで、自分が住んでからついた傷なのかハッキリさせるためにも役立ちますのでぜひ。

2.隙間にマスキングテープを貼る

掃除をする時、隙間にホコリが入り込んでしまい、なかなか取れなくなってしまうこともあります。その対策として、マスキングテープで予め隙間を塞いでおくことが有効です。

マスキングテープ
床と壁の隙間を気にせず掃除ができるので楽になります。

3.洋服のダメージ対策

クローゼットに防虫剤を置くことで、お気に入りの洋服をダメージから守ります。吊り下げ型や引き出し用など、収納の仕方によって選べるので、ご自身に合うものを探してみてください。

4.床の傷対策

床にカーペットを敷いたり、家具の足に傷を防ぐためのテープを貼ることで、床に傷がつく機会を減らせます。

特にカーペットはイスの下に敷くことにより、ローラーによる床の凹みを防ぐとともに、イスが動きにくくなるのでデスク作業も捗ります。

カーペット
筆者はブラウン系の色にしましたが、アクセントとなる色を選んでもGOODです。

5.ホコリ対策

筆者は意識せずとも、下の写真のように黒いものを買ってしまうことが多いです。何もせずに放置すれば、白い繊維やホコリが目立ってしまい見た目上よろしくありません。

そんな時は、エアダスターでホコリを吹き飛ばし、ハンディワイパーで残りのホコリをキャッチしています。

エアダスター
※ベランダなどの屋外で使うことを推奨します。
ハンディワイパー
※ハンディワイパーの場合も、ホコリが舞うのでしっかり換気を行った状態で掃除をしましょう。

キッチンでできる対策

1.パイプに紙粘土

地上に近い階層に住まれる方は要注意!

キッチンは排水溝と繋がっているので、排水溝の臭いや虫が隙間から侵入してしまうことがあります。対策として紙粘土やすきまパテで、隙間を塞ぐのがおすすめです。

2.撥水コーティング

流しに撥水コーティングを施すことで、水が溜まりにくくなるだけでなく、水アカを防ぐこともできます。

3.換気扇フィルタ

換気扇は知らないうちに大量の油を吸ってしまうそうです。なので、予め換気扇フィルタを貼っておいて、手入れの時に剥がして新品と付け替えるだけで済むようにすると楽になります。

4.傷防止マット

自分が付けた傷を発見してしまうのは、初めて買った車に傷を付けてしまった時並にショック…。

そうならないためにも、重い家具や家電には、傷防止マットを敷くことをおすすめします。家具家電の自重による床の沈みも防止できるので、退去時に心残りなく、部屋を引き継ぐことができます。

トイレでできる対策

1.黒ずみ対策をする

トイレ掃除はブラシを使ってこすっても汚れが取れないことが多く、掃除した気になれず長続きしません。頻繁に掃除するのも現実的ではないので、最初から対策をしておいて掃除する手間自体を省こうという作戦です。

芳香洗浄剤とトイレスタンプを組み合わせて使うことにより、洗浄効果が増し黒ずみを防ぐことができます。

エアダスター
筆者も実際に試していて効果があり、イチオシの汚れ対策です。

お風呂でできる対策

1.パッキンのカビ対策

一番やっかいであろうカビ対策、カビができたらカビ取り剤で対処することもできますが、いちいちそんな手間はかけたくないという方もいらっしゃると思います。

そんな方には、お風呂用の燻煙剤がおすすめです。月1で使用することにより効果を発揮し、カビ取り剤いらずです。

2.鏡の曇り対策

筆者は洗面台と浴槽が一体になっている家に住んでいますが、入浴中に鏡が曇りそのままにしておくと水の跡がつき、翌朝顔を洗う時にうんざりなんてことも…。

そんな時は、鏡のくもり止めを使うことにより、鏡が曇りにくくなり入浴中でもぼやけて見えにくくなることが減ります。また、水の跡もつきにくくなります。

おまけ

調査内容をまとめていく上でゲットした豆知識をこちらで紹介します!

! CAUTION ! ここでご紹介する豆知識は、住まわれる環境により変わる可能性があります。
実際に活用する際は、契約内容をよくご確認いただき、ご参考程度にとどめておくことを推奨します。

1.部屋の中で喫煙はNG!?

家に住んでいると必ず汚れや、傷、凹みは避けて通れません。賃貸では、入居者の意図によって損傷したと判断された場合、フローリングやクロスの張替えのために退去時に費用を請求されることがあります。これがいわゆる「退去費」です。

お金が関わる上にあれをやった、やってないで論争が起きるので、トラブルのもとになりやすいと言えるでしょう。

その中でも、タバコの煙によるクロスの変色、匂いの付着は目に付きやすく広範囲に影響を及ぼすため、注意が必要です。

少し面倒かもしれませんが、退去時のことを考えるとベランダなど屋外で喫煙するのがベターです。

2.クロスは6年で価値がなくなる!?

上記で触れた通り、クロスは退去時に「原状回復」のため退去費を請求されることがあります。

(1)原状回復とは
原状回復を「賃借人の居住、使用により発生した建物価値の減少のうち、賃借人の故意・過失、善管注意義務違反、その他通常の使用を超えるような使用による損耗・毀損を復旧すること」と定義し、その費用は賃借人負担としました。そして、いわゆる経年変化、通常の使用による損耗等の修繕費用は、賃料に含まれるものとしました。
⇒ 原状回復は、賃借人が借りた当時の状態に戻すことではないことを明確化
引用元: 住宅:「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」について – 国土交通省

しかし、同時に避けられない傷や凹みが存在するのも事実。クロスは「劣化するもの」と考えられていますので、経年劣化により “クロス自体” に価値はなくなります。

ただし、「善管注意義務」という義務が入居者にはありますので、故意で何でもやっていいという訳ではありません。

(特定物の引渡しの場合の注意義務)
第四百条 債権の目的が特定物の引渡しであるときは、債務者は、その引渡しをするまで、契約その他の債権の発生原因及び取引上の社会通念に照らして定まる善良な管理者の注意をもって、その物を保存しなければならない。
引用元: 民法 | e-Gov法令検索

また、「通常の使用」をしていたとしても、物件の価値を保つためにクロスの張替えを行わなければならず、退去時に張替え工事の施工が決定した場合、クロス代がかからなくても人件費や工事費がかかる可能性もありますのでご注意ください。

一番確かなのは、契約書に意味が汲み取れない文章がある場合はすぐに確かめ、入居時には自分が付けていない傷を写真で控えておくことです。

まとめ

いかがでしょうか。生活を楽にするアイディアで、私が実践した芳香洗浄剤とトイレスタンプの合せ技は、ブラシでのトイレ掃除の頻度が少なくなり大変助かっております。

また、食器を使用した後の片付けが面倒な時は、水に付けておくと汚れがくっつきにくくなるのでおすすめです。

おまけで触れた賃貸に関する情報について、少しでも懸念点があるのであれば、今一度契約書の見直しや調査をしてみても良いかもしれません。

日々の生活で細かいことを気にしすぎて何もできなくなるよりは、何は大丈夫で何をやってしまったらだめなのか明確にしておくほうがきっと、賃貸でも気持ちよく過ごせるはずです。

みなさんも良き新生活を!