【コンピューターパーツ】「HDD・SSD」その違いとメリットとデメリット
記事制作者: Kaede公開済み: // 更新済み:
データを保存するにあたって、コンピューターを始めゲーム機、テレビ・レコーダー等に必要な、データを保存する機械 『 HDD 』 『 SSD 』
その他にも USB や一昔前だとフロッピーディスクなどもありますが今回は『 HDD 』 『 SSD 』の導入メリットとデメリットをそれぞれ紹介していきます。
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ところで皆さんはどちらの記憶装置が自分が使っている端末に導入されているかご存知でしょうか?
大まか目安になりますが、 SSD が一般的に普及し始めたのが Windows 10 の中期 ~ 後期以降となりますのでそれ以前であると HDD の可能性が高いかもしれません。
詳しく確認したい方は
『【Windows 10】端末に導入されている記憶装置『SSD』『HDD』の確認方法』
是非こちらの記事をご参考に確認してみて下さい。
それぞれの正式名称は以下となります。
- HDD = Hard Disk Drive(ハードディスクドライブ)
- SSD = Solid State Drive(ソリッドステートドライブ)
これまで一般的に普及していたのは HDD の方であり、一世代前のゲーム機などでは HDD が搭載されていました。
SSD は比較的最近になって普及してきたパーツ(部品)となるわけです。
普及した背景には圧倒的に従来の HDD を凌ぐほどの能力があるのですが、メリット・デメリットがあるのでご紹介します。
HDD のメリット・デメリット
HDD のメリット
- 安価
- 故障時にデータ復旧の見込みが高い
メーカによって値段は異なりますが、平均的に 1 TB当たり SSD は、 12,000 円に対し HDD は 7,000 円となっており、その差 4,000 円とHDDの方が比較的に安価と言えます。
内部構造の話となりますが、 SSD はフラッシュメモリー型と機械内部にデータを読み書きとなる一方、
HDD では CD 状の円盤にデータを読み書きする為、データの復旧が必要になった際に物理的に記録されている HDD の方が復旧の見込みが高いと言えます。
HDD のデメリット
- データ転送が遅い
- 稼働音がうるさい
- 重量が重い
- 衝撃に弱い
SSD のメリット・デメリット
SSD のメリット
- 稼働音が静か
- 軽い(3.5 ※in HDD 約 600 gだいたい同じ大きさのポータブル SSD で約 80 g)
- 衝撃に強い
- 消費電力が少ない(HDD 約 25 w / SSD 約 10 ~ 15 w)
HDD は物理的に中の円盤を回して読み書きをする一方 SSD はフラッシュメモリー型となっていますので、静穏性に優れています。
SSDとHDDを比べると7.5倍も違います。
この重さの強みは特にLaptopなどの持ち運び型のコンピューターで恩恵を受けます。
故障時のデータ復旧の記述に近いものがありますが、 HDD では物理的に読み書きする装置が入っている為、衝撃があった際にディスク部に傷が付いてしまうと読み書きが出来なくなってしまう恐れがあります。
一方 SSD にはその装置がないため、 SSD の方が衝撃に強いと言えます。
しかし、毎年最大保存量が更新されており、企業用のSSDではHDDよりもSSDの方が消費電力が高いとの話もあるようです。
まだまだ、一般的に使用されている分については SSD の方が消費電力は低くあります。
※1 in = 2.25 cm
SSD のデメリット
- HDD データ転送が遅い
- 価格が高価
- 故障時のデータ復旧の見込みが薄い
- HDD ほど大容量なものが無い